転職サイト「type」がWEB広告の150%以上の成果をあげている方法と、今後のさらなる可能性

株式会社キャリアデザインセンターが運営する、転職サイト「type」ではWEB広告経由での会員登録率の伸び悩みに課題を感じ、打開策としてDMMチャットブーストCVを導入しました。

導入約4ヶ月で、会員登録数が純増したことに加え、求人応募への転換率はWEB広告経由の会員に比べて150%〜170%高い成果となりました。

そのお取組み全体について、また今後の展望を同社の若嶋さんにお話を伺いました。

ーLINEツールの導入を検討しはじめたきっかけを教えてください。

若嶋さん：とあるマーケティングカンファレンスにAlgoageさんが登壇されていて、リスティング広告と同じように成果が出そうということで上長から共有を受け興味をもちました。

ー当時、どのような課題感をお持ちでしたか？

若嶋さん：typeではいくつかWEB広告を配信していますが、会員登録率（CVR）がなかなか上がらず頭打ちになってきている状態でした。CVRを改善するために、広告の訴求軸を尖らせたものを用意しても、訴求が響く人には響くが、数としてはそうでない人がやはり多くなってしまっていました。

御社のDMMチャットブーストCVは、離脱した方に対してポップアップを表示して、LINEでのコミュニケーションに移行ができるということで、尖った訴求をしながらも離脱ユーザーの受け皿を用意できるため、全体のCVRが上がるのではと期待しました。

ーサービスの導入を検討する際に重視していたポイントはどこですか？

若嶋さん：登録数が純増し、費用対効果が合うかどうかを重視しました。その点に関しては、チャットブーストCVは料金体系が成果報酬であるのと、何度かシミュレーションもしていただいたのであまり心配はありませんでした。やりとりもスピーディだったのですぐに導入を決めました。

ー導入後の成果はいかがでしょうか。

若嶋さん：現状とても満足しています。理由としては、導入前は離脱する方へのアプローチなので会員登録数は増えても応募には繋がりにくいのではと想定していました。

ただ、いざ実施してみるとチャットブーストCV経由で登録した会員様は応募への転換率が高くなっています。

当初、リスティング広告と同じくらいの効果を想定していましたが、それに比べて150〜170%の効果が出ています。今後、応募への転換につながるコミュニケーションのシナリオを追加すれば、さらに伸びていくのではないかとポテンシャルを感じています。

ーちなみにチャットブーストCVの他に応募率が高い施策はありますか？

若嶋さん：あります。ただ、そちらは具体的な求人を見せるものなので応募率が必然的に高くなりやすい施策になります。弊社としては、会員登録数も増えて応募転換率も高いという両方が叶えられることが理想なので、それを実現できるチャットブーストCVは非常にありがたいです。

ーサービスを導入して約4ヶ月、具体的にどのようなPDCAを回してきましたか？

Algoage 佐藤：まず離脱時に表示するポップアップをスピーディに分析と改善を繰り返しました。今は後日配信のリテンション施策の改善にも着手しています。

これまでの施策を通して、ユーザーインサイトとして見えてきた事のひとつは、現状の仕事にネガティブな感情を持ちながら転職を検討しているというよりも、今よりさらにより良い環境を求めるようなポジティブなものでした。そのため、クリエイティブに関してもポジティブな感情に寄り添ったものを採用することで効果が上がってきました。

今後、LPを離脱するユーザーのインサイト理解につながるデータがもっと集まってくると、LPや他の広告施策のクリエイティブにも活用していけるのでさらに全体の効果があがってくるかと思います。

ー今後取り組んでいきたいことを教えてください。

若嶋さん：弊社は求人の制作に非常にこだわっており、独自取材をして企業様の魅力を引き出すことに力を入れています。その求人の魅力を、求職者のキャリアプランに合わせて伝えられるように、Algoageさんのシナリオ構成力で伝えていけたらと思っています。

また、IT人材の求人に力を入れているので、そこに対するシナリオなどの施策も強化していきたいです。

ーサービスに対する期待やご要望があれば教えてください。

若嶋さん：サービスに対してはとても満足しています。サポートが手厚く、「こんなことできますか？」など気軽に質問できることも助かっています。
期待としては、ポップアップやシナリオなどチャットブーストCVの手前の、LP流入数を増やす部分などでもご一緒できると、さらにチャットブーストCVの活用の幅が広がると思っています。その点も何かあれば助言いただけるといいなと思っています。

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