LINE公式アカウントの複数運用|作成方法とそのメリット、注意点を解説
LINEの公式アカウントは2つ以上作ることができることをご存知でしょうか。
LINE公式アカウントは集客のための強力なツールです。複数のアカウントを運用することで、きめ細やかなオーディエンスへの対応が可能になります。
この記事では、2つ以上の公式アカウントを作成する方法とそのメリット、複数アカウントを効果的に運用する方法について解説します。

LINEのアカウントの種類
LINEには、コミュニケーションツールとして利用する個人アカウント以外に、ECや店舗を持つ事業者が集客のために活用することを目的としたLINE公式アカウントがあります。
LINE公式アカウントでは以下の機能を利用することができます。
LINE公式アカウントで利用できる機能

個人アカウントはスマートフォンの電話番号に紐づけられているため、原則的には1つのアカウントしか作成することができません。
一方、LINE公式アカウントは1つのLINEビジネスIDにつき100個まで作成することができます。
LINE(個人)アカウントとLINE公式アカウントのアカウント上限数

作成したLINE公式アカウントは、申請を行って審査を通過すれば、認証済みアカウントとなります。LINEアプリの検索結果に表示されるなど、集客を行う上での機能上のメリットを増やすことができます。
LINE公式アカウントの種類

引用:LINEヤフー for Business マニュアル「LINE公式アカウント アカウント種別」
LINE公式アカウントの認証済みアカウントになることで以下のようなメリットを得ることができます。
- 認証済みアカウント専用バッジが付与される
- LINEアプリの検索結果に表示される
- 無料でダウンロードできるポスターのデザインが異なる
- 有料ノベルティの購入可能に
- 「友達追加広告」の利用可能に
- 有料プランで請求書決済を選択可能に
LINE公式アカウントは友達を増やすことを目的としたアカウントですが、店名・サービス名で検索されることのない会員制サービスや、紹介制のクローズドなコミュニティの場合は未認証アカウントのほうが適しています。
なお、プレミアムアカウントは、認証済みアカウントのなかでLINEヤフー側から特に優良と判断されたアカウントに自動的に付与されるもので、料金プランとは関係がなく申請方法や基準等も公開されていません。
LINE公式アカウントの料金プランは次のようになっています。
LINE公式アカウントの料金プラン(2024年3月時点)

メッセージ通数は1通あたり3吹き出しで、送付人数×メッセージ通数でカウントされます。
参考:【2024年版】LINE公式アカウントとは?機能や料金・使い方を基礎から解説
複数のLINE公式アカウントを運用するメリット
LINE公式アカウントを使って集客を行うにあたり、アカウントを複数作ることは、集客の窓口を複数設けるということと同じことです。複数の顧客窓口を有効活用することで集客効果を高めることにつながります。
アカウントに紐づけてオーディエンスを分けることができる
LINE公式アカウントを複数作成し、運用する典型的なケースとしては、チェーン店など店舗別にアカウントを作成する場合です。
店舗ごとにLINE公式アカウントを作成することで、配信するメッセージの内容を地域に応じたものにしたり、店舗ごとに行うキャンペーンに合わせて店舗のアカウントに登録した友達だけに限定して送信することができます。
住宅や自動車販売などの担当する顧客が決まっている営業形態の場合は、担当者ごとにLINE公式アカウントを持つといったことも考えられます。担当者ごとに顧客とのやりとりを管理することできるため、担当者の判断に応じてよりきめ細やかな顧客対応が可能になります。
それ以外にも、リードジェネレーションの段階別にアカウントを分けるなど、さまざまな使い方が考えられます。
アカウント凍結のリスクヘッジ
LINE公式アカウントの認証済みアカウントは、禁止事項やガイドラインに沿わない運用が行われた場合に、アカウントの利用を停止されることがあります。
LINE公式アカウントを1つだけ運用している場合には、アカウントが凍結されるとすべての顧客との接点が失われることになります。
LINE公式アカウントを複数持っていれば、一度にすべてのアカウントを凍結されることは考えにくいため、残ったアカウントでビジネスを継続することができます。
アカウントが凍結されないために、規約やガイドラインに沿った運用に配慮することはもちろんですが、悪意を持って通報されるケースなどもあるため、LINE公式アカウントを複数運用することがリスクヘッジにもつながります。
複数のLINE公式アカウントを運用するデメリット
LINE公式アカウントを複数運用するデメリットとしては、以下の点を挙げることができます。
アカウント管理の工数増加
LINE公式アカウントを増やせば管理の対象も増えることになるため、管理・運用の手間が煩雑になります。
作成するアカウントの目的を明確にすることと同時に、管理・運用の体制も事前に整備しておくことが複数アカウントの運用には不可欠です。
アカウント別に友達の集客が必要
LINE公式アカウントは集客もアカウントごとに行う必要があるため、複数のアカウントを作った場合、1つのアカウントで集客できる人数が分散してしまうことが考えられます。
店舗ごとや担当者ごとなど、複数アカウントを運用する目的が明確でない場合、管理の手間と同じようにアカウント別に運用するメリットが生じなくなってしまいます。
複数のLINE公式アカウントを運用する手間を「DMMチャットブーストCV」で解消
LINE公式アカウントを複数作成する方法
LINE公式アカウントに2つ目以降のアカウントを追加する場合は、以下の手順で簡単に作成することができます。
1. LINE公式アカウントにログインし、管理画面の左上「LINE Official Account Manager」のロゴをクリック、もしくは、左上の管理者のアイコンを右クリックして「アカウントリスト」を選びます。

2. 左サイドメニューの「アカウント」タブを選び「作成」をクリックします。

3. LINE公式アカウントの作成画面が表示されるので以下の項目を入力します。

LINE公式アカウントのアカウント情報として入力する必要がある項目は次のとおりです。
- アカウント名
- メールアドレス
- 会社/事業者名
- 業種
4. 上記の情報を入力したら「完了」をクリックします。
この画面で、「アカウント認証をリクエストする」と「あとで認証を行う(管理画面に移動)」を選ぶことができるので、すぐに認証を行う場合はリクエストします。
複数のLINE公式アカウントを効果的に運用する方法
複数のLINE公式アカウントを運用する場合、それぞれのアカウントの管理・運用を効率化することと、アカウントを分けたことによる効果を最大化することを考える必要があります。
複数のLINE公式アカウントを効率的、かつ、効果的に運用する方法として以下の2点が挙げられます。
グループ管理機能を使ったアカウントの一元管理
LINE公式アカウントのグループ管理機能を使えば、グループ単位でのメッセージの一括配信も可能です。また、管理者権限を割り当てることで複数のメンバーで複数のアカウントを管理するなど、複数アカウントを柔軟に管理・運用することができます。
● グループ作成
グループの作成方法は、LINE公式アカウントの管理画面からアカウントリストを表示させた画面で「グループ」を選択します。

引用:LINEヤフー for Business マニュアル「グループ」
上記画面の①で任意のグループ名を入力し、②からLINE公式アカウントをアカウントを追加し③に表示されます。④にはグループを管理・運用するメンバー名と権限が表示されます。
● グループの各種設定
グループ単位でメッセージなどのコンテンツを作成する場合は、グループのホーム画面から行います。

引用:LINEヤフー for Business マニュアル「グループ」
各操作メニューの内容は以下のとおりです。
- コンテンツ作成メニュー
- 友だち追加
- グループ内アカウントの設定
- プロフィール基本情報の設定
- 設定メニューのステータス表示
- 設定した対象メニューの表示
- 設定メニューの内容表示
- 設定メニューの運用タイプの表示
- メニューの開始日時の表示
- グループ内アカウントに対するメニュー実行結果の表示
- 一括設定結果のダウンロード
引用:LINEヤフー for Business マニュアル「グループ」
● グループ権限の管理
グループの管理者と運用メンバーの追加や権限の管理を行うことができます。
グループのホーム画面右上の「グループ設定」を開き、左側メニューの「グループ権限管理」から4つのタイプの管理権限を設定することができます。

グループを管理・運用するメンバーごとに下表の4つのタイプの権限の設定を行います。

※プロフィール&設定、友だち追加時あいさつ、自動応答、キーワード応答、リッチメニュー
ビジネスマネージャの活用
ビジネスマネージャーはLINEヤフー株式会社が提供する、データ活用基盤となるソリューションのひとつです。
LINEやYahoo! JapanなどLINEヤフーグループが管理するデータのほか、外部のデータを合わせて連携させることで、LINE公式アカウントやLINE広告の配信の精度を高められます。
複数のLINE公式アカウントで規模の大きい顧客基盤の運用を検討する場合に有用で、個々のLINE公式アカウント内での顧客行動をより詳細に分析・レポーティングすることで、戦略的にLINE公式アカウントを使いわけて運用することできます。
ビジネスマネージャーを使ってLINE公式アカウントで共有できるオーディエンスは以下のとおりです。

引用:LINE DATA SOLUTION「マニュアル・ビジネスマネージャー > 利用できるオーディエンス」
DMMチャットブーストを使って複数アカウントの運用を効率化
複数のLINE公式アカウントで集客の窓口を増やすことには、さまざまなメリットがあります。しかし同時に、アカウント別の運用の手間が増えることが避けられない点です。
運用の手間を削減する方法のひとつが、チャットボットを活用した顧客対応の自動化です。
たとえば、リードジェネレーションの段階ごとにアカウントを分けた場合、それぞれの段階ごとにユーザーが抱く疑問や問い合わせは同じようなパターンになります。このようなケースに、チャットボットによる顧客対応が効果を発揮します。
顧客の反応パターンを分析し、それに応じたシナリオを作成することでCVを高めることができます。完全成果報酬型のチャットボット「DMMチャットブーストCV」なら、初期費用なしに複数アカウントの運用効果を飛躍的に高めることが可能です。

参考:LINE公式アカウントの分析と施策見直しのポイント | お役立ちコラム | ソーシャルログインサービス「Login Plus(ログインプラス)」
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