LINEオープンチャットの使い方を解説|作り方やビジネスでの活用法も紹介
LINEオープンチャットは誰でも参加できる公開トークルームで、新規顧客獲得やコミュニティ形成に効果的なツールです。本記事では、オープンチャットの基本的な使い方から、ビジネスでの活用方法、運用のコツまで詳しく解説したので、ぜひ参考にしてみてください。

オープンチャットとは|機能を解説
オープンチャットとは、LINEアプリ上で誰でも参加できる公開チャットルームを指します。不特定多数のユーザーが参加できるため、新たな顧客との接点を作るきっかけとして活用できます。
たとえば、以下のような使い方ができるでしょう。
- 不動産会社がオープンチャットを活用し、物件情報や住まいに関する話題を提供することで、新たな見込み客を獲得
- 化粧品メーカーが美容に関するトークルームを作り、商品の使い方やお手入れ方法などを発信することで、ブランドへの興味関心を向上
また、オープンチャットは1つのトークルームに最大5,000人まで参加できるため、大規模なコミュニティ形成にも適しています。オープンチャットを活用すれば、新規顧客の獲得や見込み客の育成に役立つでしょう。
オープンチャットの特徴
次に、オープンチャットの特徴について4つ紹介します。LINE公式アカウントにはない使い方ができるので、積極的に活用していきましょう。
トークルームごとのプロフィールを設定できる
オープンチャットは、トークルームごとにニックネームやプロフィール画像を参加者自身で設定でき、ユーザーの個人情報が他の利用者に公開されることはありません。
参加者は、オープンチャットごとに自分のニックネームを変えられます。そのためオープンチャットを主催した企業は、ユーザーのプライバシーに配慮しつつ、自社商品やサービスの情報を共有できます。
オープンチャットなら、アカウント名をはじめとする個人情報を隠して参加できるので、LINE公式アカウントと比較すると登録に対する心理的ハードルを下げられるでしょう。
なお、LINE公式アカウントについて詳しく知りたい方は、別記事「LINE公式アカウントとは?機能や料金・使い方を基礎から解説」を参考にしてみてください。
友だち登録しなくても会話できる
オープンチャットは、友だち登録していないユーザーとも会話できます。LINE上での友だち関係がなくても、オープンチャットにさえ参加していれば誰でもトークルームで発言できるからです。
具体的な使い方として、セミナーや展示会で登壇者とのコミュニケーションツールとして活用する方法があります。一般ユーザーは、URLやQRコード経由で気軽にオープンチャットに参加できます。そのため、登壇者への質問や意見交換がオープンチャット上でスムーズに行えるでしょう。
また、自社サイトの商品やサービスを紹介したページにオープンチャットのURLを掲載しておけば、商品に興味を持ったユーザーが気軽に質問や相談を投稿してもらうことも可能です。購入前の不安や疑問を解消することで、販売促進につながる可能性があります。
ユーザーと双方向のコミュニケーションが可能になるので、信頼関係の構築にもつなげられるでしょう。
過去のトーク履歴を閲覧できる
オープンチャットでは、参加者全員が過去のトーク履歴を閲覧できるので、新規参加者でも過去のトークの流れを把握しやすいのも大きな魅力です。
たとえば、美容商品を取り扱っている企業がオープンチャットを活用する場合、あとから参加したユーザーもこれまでに共有された美容テクニックやおすすめ商品の情報を参照できます。
一方、LINE公式アカウントでは登録以前の情報は取得できないので、情報のログを残すという意味ではオープンチャットのほうが優れているでしょう。
公開範囲を選択できる
オープンチャットでは、トークルームの公開範囲を選択できます。設定できる公開範囲は「全体公開」「参加コードの入力」「承認制」の3種類です。
設定方法は、まず右上の3本線をタップし「設定」を選択します。次に「公開設定」をタップし、「全体公開」「参加コードの入力」「承認制」の3つの中から、任意の選択肢を選ぶだけです。

全体公開は、誰でもトークルームを検索して参加できるため、新規顧客の獲得に適しています。ただし、参加者のコントロールはしにくいでしょう。
参加コードの入力制は、参加コードを知っている人のみが入室できる方式です。コードを伝えたい相手に共有することで参加者を限定できるモードです。不特定多数への公開は避けつつ、見込み客との接点を作りたいタイミングで活用できます。
承認制は、参加リクエストを管理者が承認する方式です。参加者を厳選でき、VIP顧客向けの限定ルームなどに向いているでしょう。
ビジネス目的に合わせてオープンチャットの公開範囲を設定すれば、コミュニティの治安を守りつつ、ユーザーの興味を惹きつけたり購買意欲を向上させたりできるでしょう。
なお、LINEを活用してマーケティングの自動化を実現させるなら、LINEチャットボットツールである「DMMチャットブーストCV」がおすすめです。DMMチャットブーストCVを導入すれば、各ユーザーのニーズにもとづいた有益情報を自動で配信し、成約につなげる効果を期待できるでしょう。
オープンチャットの作り方
ここでは、オープンチャットの作り方をかんたんに解説します。
まずLINEのトーク画面を開き、オープンチャットのマークをタップします。そして「作成」をタップしましょう。すると、オープンチャット名を入力する欄が表示されるので、チャット名を入力します。

チャット名を入力できたら、次はニックネームを入力し「完了」をタップしましょう。なお、アイコンは後ほど設定できるので、この段階で無理に設定する必要はありません。

すると、オープンチャットの開設が完了するので、参加者を招待していきましょう。
オープンチャットの招待方法
次に、オープンチャットの招待方法を紹介します。
まず、オープンチャットを開いた状態で右上の3本線マークをタップします。画面が遷移するので「招待」をタップしましょう。

すると、招待の方法を選択する画面に移るので、以下の4つの中から任意の招待方法を選びます。
- リンクをコピー
- リンクをシェア
- 友だちを招待
- QRコードをシェア
基本的に、以上の4つの方法で新しい参加者を招待することになるでしょう。
オープンチャットの使い方
オープンチャットをビジネスシーンでどのように活用するのかについて、詳しく紹介します。
イベントやセミナーなどの情報を発信する
オープンチャットを活用して、イベントやセミナーの情報を発信するという使い方ができます。
たとえば、不動産会社が物件説明会の情報をオープンチャットで発信すれば、より多くの見込み客を集められる可能性があるでしょう。また、X(旧Twitter)やInstagramとは違ってオープンチャットはクローズドなコミュニティであるため、一般に公開されていないという意味で特別感を演出することにもつながります。
オープンチャットを情報発信のチャンネルとして利用すれば、イベントやセミナーの集客力を高められるでしょう。
メルマガの代替ツールとして使う
オープンチャットは、メールマガジンの代替ツールとしても活用できます。チャットに参加しているメンバー数は、メルマガでいうリストにあたります。オープンチャットのトークルームで定期的にイベント情報や有益なノウハウを発信すれば、ユーザーとの関係性構築に活用できるでしょう。
たとえば、飲食店がお得なクーポンや新メニュー情報をオープンチャットで定期配信すれば、リピーター客とのつながりを強化できます。また、旅行代理店が人気の旅行先や限定ツアーの情報をチャットで発信することで、旅行好きなユーザーのエンゲージメントを高められるでしょう。
また、メルマガのように一方的に情報を送るだけでなく、双方向のやりとりが実現するのもオープンチャットの魅力といえます。
ユーザー同士がコミュニケーションする機会を作る
ユーザー同士のコミュニケーションの場を作れるのも、オープンチャットのメリットです。トークルームで交流することで、ユーザー間の一体感や帰属意識が生まれるでしょう。
たとえば、美容系ブランドがスキンケアに関するトークルームを作り、ユーザー同士の悩み相談や使用感の共有を促せば、ブランドコミュニティの活性化につながります。ユーザー同士のエンゲージメントを促進することで、企業との関係性を築けるのです。
企業対ユーザーだけでなくユーザー同士のつながりを生み出せるのが、他のマーケティングツールにはない特徴でしょう。
ユーザーのエンゲージメントを高める方法については、別記事「エンゲージメントの意味とは?顧客関係の重要性や向上させる施策を紹介」も参考にしてみてください。
オープンチャットを活用するコツ
オープンチャットをビジネスにうまく活用するために、押さえるべきポイントを5つ紹介します。これからオープンチャットをビジネス利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
具体的なトークルーム名にする
オープンチャットを作る際は、具体的でわかりやすいトークルーム名をつけるのがコツです。ルーム名からトークテーマや目的が明確に伝わるようにしましょう。
具体的には、以下のようなネーミング例が挙げられます。

良い例は、何についてのオープンチャットか具体的にトークルーム名に打ち出していることがわかるでしょう。
また、大事なキーワードはなるべく先頭に持ってくるのもポイントです。
約20字より後ろの部分は、一覧に表示されない恐れがあるからです。具体的なルーム名をつけることで、目的に合ったユーザーを引き付けられるでしょう。
説明文には関連ワードをしっかり入れる
オープンチャットの説明文には、トークテーマに関連するキーワードを盛り込むことが重要です。
関連ワードを適切に使用することで、オープンチャットの検索でヒットしやすくなったり「トレンドキーワード」の中で取り上げられたりする可能性が高くなるからです。
たとえば、飲食店のオープンチャットなら「レストラン」「イタリアン」「居酒屋」などの関連ワードを説明文に自然に盛り込みましょう。また、旅行関連のオープンチャットの場合「観光」「旅行先」「東京観光」などの関連ワードを使用するのがおすすめです。
説明文に関連ワードを適切に盛り込めば、検索からの流入数が増加し参加者の獲得につなげられるでしょう。
SNSを活用して拡散・宣伝する
オープンチャットの認知度を高めるために、SNSを活用した拡散・宣伝が有効です。XやFacebookなどで投稿する際は、オープンチャットのURLを付けましょう。
たとえば、スポーツジムがXで新プログラムの紹介動画を投稿する際に、関連するオープンチャットのURLを添えて投稿すれば、トークルームへの誘導をスムーズに行えます。また、ペット用品ブランドがInstagramでキュートな商品写真を発信する際にオープンチャットのリンクを貼れば、愛犬家ユーザーの流入を促せるでしょう。
投稿時は、トークルームについてかんたんな説明を付けたり、実際のやり取りが分かるスクショを紹介したりするのも効果的です。SNSでの露出を高めることで、オープンチャットの認知拡大と参加者増加を図れるでしょう。
参加者を増やす方法について詳しく知りたい方は、別記事の「LINE公式アカウントの友だち追加を増やすには?おすすめ集客方法を紹介」も参考にしてみてください。
有益な情報はノートにまとめる
オープンチャットで得られた有益な情報は、ノート機能を使ってまとめておくと便利です。ノートに整理することで、後からでも重要な情報を簡単に参照できます。
たとえば、飲食店経営者向けのオープンチャットで得た集客テクニックや業界トレンドをノートにまとめれば、自店舗の運営改善に活用しやすくなります。また、プログラミング学習者向けのオープンチャットで共有されたコーディングのコツやおすすめ学習教材の情報をノートに整理しておけば、学習時の疑問解決に役立てられるはずです。
ノート機能を活用することで、オープンチャットから得た知見を業務や学習に生かせるでしょう。
スパムフィルターBot機能を有効化する
オープンチャットでは、スパムフィルターBot機能を有効化することで、トークルームの健全性を保てます。スパムフィルターBotは、迷惑メッセージや不適切なコンテンツを自動的に検知し、削除してくれる機能です。
人を嫌な気分にさせる言葉や公序良俗に反するワードを登録しておけば、オープンチャットの治安が保たれるでしょう。
設定の仕方は簡単です。まず、オープンチャットのトークルームを開いた状態で右上に表示されている3本線をタップしたあと「Bot」を選択し「スパムフィルター」をオンにします。

次に「NGワードを登録」を選択し、NGに設定したい言葉を入力したあとに「+登録」をタップすれば、登録完了です。

スパムフィルターBotを活用し、誰もがオープンチャットに気持ちよく参加できる環境を整えましょう。
オープンチャットの注意点
オープンチャットを運営する際は、LINEの「安心・安全ガイドライン」に従う必要があります。安心・安全ガイドラインは、オープンチャットを健全に運営するための指針です。
ガイドラインでは、違法行為や公序良俗に反する内容の投稿を禁止しています。具体的には以下のような項目が禁止事項として挙げられています。
・「出会い」を目的とする行為・LINE ID等の個人情報の投稿禁止
・未成年の不健全な出会いや集まりの計画・勧誘の禁止
・誹謗中傷・暴言・わいせつな投稿の禁止
・著作権や肖像権・プライバシーを侵害する行為の禁止
・荒らし行為、違法行為、その他の迷惑行為の禁止
引用:LINEオープンチャット公式サイト
ガイドラインに違反した場合、オープンチャットが強制的に削除されるペナルティを受けるおそれがあります。
参加者に対しても、ガイドラインの遵守を呼びかけ、健全なコミュニケーションを促すことが重要です。オープンチャットの開設者は、ガイドラインの内容を十分に理解し、適切な運営を心がける必要があるでしょう。
オープンチャットを活用して集客を効率化しよう
オープンチャットは、新規顧客の獲得や見込み客との関係構築に効果的なツールです。トークルームの公開性を生かして、潜在顧客にアプローチできます。
また、オープンチャットのURLやQRコードを自社サイトやSNSに掲載することで、拡散力を高められます。
オープンチャットを通じて顧客との長期的な関係性を築くことで、ビジネスの成長に役立てていきましょう。

で、