LINE公式アカウントの電話機能「LINEコール」とは|使い方や設定方法を紹介
LINEには、ビジネスに役立つさまざまな機能が用意されています。なかでも「LINEコール」は、無料で顧客と電話できるツールとして注目されています。
LINEコールを活用すれば、顧客とのコミュニケーションがより円滑になりビジネスの成功に近づけるでしょう。本記事ではLINEコールの魅力や活用事例、注意点などを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

無料で電話できる「LINEコール」の魅力
LINEコールとは、ユーザーが企業のLINE公式アカウントに電話をかけられる機能のことです。ここでは、LINEコールの特徴的なメリットを4つ解説します。
公式LINEアカウントがあればすぐに使える
公式LINEアカウントを持っていれば、LINEコールをすぐに利用できます。新たにアプリをインストールする必要がなく、手軽に始められるのが特徴です。
すでに公式LINEアカウントに登録済みの顧客とは、スムーズにLINEコールでやり取りできます。そのため、アカウント登録済みのユーザーに対して、LINEコールの利用を提案しやすいでしょう。
また、音声だけでなくビデオ通話も可能です。LINEアカウントを起点として、電話でのコミュニケーションへと発展させられます。
無料で利用できる
LINEコールは、無料で音声通話やビデオ通話を利用できるのが大きな魅力です。
事業者側にとっては電話を開通する費用を削減できるだけでなく、顧客側にも電話代を負担しなくてよいというメリットがあります。無料通話によって顧客との接点を増やせれば、関係構築にも役立つでしょう。
コスト面でのメリットが大きいため、気軽にLINEコールを活用できます。
顧客とのやり取りがスムーズになる
LINEコールを使えば、チャットでのやり取りから電話につなげられるので、より親密度の高いコミュニケーションを実現できます。
文面だけでは伝えにくい内容も、電話で直接話すことで効果的に伝達できるでしょう。また、声のトーン・口調から、顧客の感情や反応を敏感に汲み取れます。リアルタイムでやり取りできるため、すばやい対応や臨機応変な提案も可能です。
LINEコールを活用することで、顧客とのコミュニケーションの質が向上するでしょう。
ユーザーとの心理的距離が縮められる
LINEコールを使うことで、ユーザーとの心理的な距離を縮められます。声を直接聞くことで、ユーザーに安心感や親近感を持ってもらいやすくなるでしょう。電話での会話を通じて、ユーザーとの信頼関係を構築しやすいのもメリットです。
心理的な壁が低くなることで、ユーザーは悩みや要望を打ち明けやすくなります。LINEコールをうまく活用すれば、ユーザーに安心感を与えられるでしょう。
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無料電話ツール「LINEコール」の初期設定
LINEコールを活用するうえで、LINE公式アカウントを開設しておく必要があります。LINE公式アカウントの開設方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
参考:公式ラインはどう作る?LINE公式アカウントの作り方をやさしく解説
ここでは、LINEコールの初期設定方法について、Web版とスマホ版に分けて解説します。
Web版
まずは、LINE公式アカウントの管理画面にログインします。
ログインできたら右上の「チャット」をクリックし、応答機能の「チャット」をオンにしましょう。
次にメニューバーの「チャット」をクリックし「電話」を選択します。

LINEコールの設定画面に遷移するので、基本設定の「利用する」と表示設定の「トークルーム通話ボタン」の「表示する」にチェックを入れましょう。

以上の設定で、顧客側から事業者のLINE公式アカウントに電話を発信できるようになります。なお、事業者側から顧客へ電話を発信する機能はない点だけ注意が必要です。
通話タイプは任意の種類を選択しましょう。

なお、URLやQRコードでLINEコールを共有できる機能もあるので、無料通話を積極的に活用したい方はぜひ利用してみてください。

以上でPC版でのLINEコールの設定は完了です。
スマホ版
スマホの場合は、まずアプリの「Official Account」から、LINE公式アカウントにログインします。次にホーム画面の「設定」から「応答」へと進みましょう。

応答設定の「チャット」をオンにします。

次に、画面下中央の「チャットマーク」をタップし、右上の設定マークを選択しましょう。チャット設定画面に移ったら「電話」をタップし「LINEコール」をオンにします。

通話タイプの選択画面に遷移するので、任意の通話タイプを選択しましょう。

以上でスマホ版でのLINEコールの設定は完了です。
特定のユーザーにLINE電話をリクエストする方法
LINEコールには、LINE公式アカウント運営者側から特定のユーザーに電話をリクエストする機能があります。
リクエストの出し方は、まず画面下中央にあるチャットマークをタップし、電話をかけたいユーザーを選択します。次に画面下の「+」マークを押し「通話リクエスト」を選択しましょう。

次に確認画面が表示されるので「送信」をタップすると、ユーザーに通話リクエストが送信されます。

そして、ユーザー側が「電話をかける」をタップすることで電話できます。LINE公式アカウント運営者側からユーザーに電話でコンタクトを取りたい際は、以上のように通話リクエストを送りましょう。
LINE電話のビジネス活用事例
LINEコールを使ってユーザーと直接会話することで、顧客満足度を高めたり成約率アップにつなげたりする効果が期待できます。ここでは、LINEコールのビジネス活用事例を5つ紹介します。
商品にまつわる質問対応
ECサイトでの商品販売時に、LINEコールを活用して商品の質問に対応できます。商品の特徴や使い方、サイズ感などについて電話で詳しく説明すれば、ユーザーの疑問や不安を解消できるでしょう。結果として、見込み客の購買意欲を高められます。
電話対応を通して顧客との接点を増やせるため、顧客満足度の向上にも貢献するでしょう。LINEコールを通じた質問対応により、商品の売上アップが期待できます。
美容室やサロンの予約受付
美容室やサロンの予約受付にLINEコールを活用する方法もあります。電話で直接予約を受けることで、リアルタイムの空き状況を伝えたり、予約の変更やキャンセルに直接対応したりできるので、顧客の利便性が高まるでしょう。
電話での丁寧な対応により、顧客との信頼関係を築きやすいというメリットもあります。LINEコールを予約受付に導入すれば、店舗の予約率向上につなげられるでしょう。
ホテルの内線用電話として活用
旅館業の場合は、客室の内線電話としてLINEコールを活用できます。宿泊客がスマートフォンからフロントへ直接連絡できるようになり、利便性が向上するでしょう。客室からのルームサービスの注文やタクシーの手配など、さまざまな要望に応えられます。
従来型の固定電話を使っていると、電話番にスタッフを常駐させる必要があり効率的ではありません。その点、LINEコールを活用すれば、スタッフにスマホを携帯させることでどこにいても連絡を受けられるというメリットがあります。
LINEコールをホテルの内線電話に導入することで、宿泊客の満足度アップにつながるでしょう。
参考:LINEキャンパス|LINEで問い合わせ/予約を受け付けたい(コール)
ビデオ通話を活用して商談
LINEコールのビデオ通話機能を活用して、オンライン商談を実施する方法もあります。対面での商談が難しい場合でも、ビデオ通話なら臨場感のあるコミュニケーションが可能です。
ビデオ通話で実物を映しながらユーザーとコミュニケーションをとることで、商品の魅力を効果的に伝えられます。実際、海産物を販売するEC事業者がカニなどの海産物をビデオに映しながら問い合わせに対応することで、ユーザーから好評を得ているという事例もあります。
ビデオ通話を営業に活用すれば、成約率の向上が見込めるでしょう。
参考:LINEキャンパス|LINEで問い合わせ/予約を受け付けたい(コール)
無料電話機能「LINEコール」の注意点
LINEコールは、顧客との関係構築に役立つ機能ですが、いくつか注意点があります。
運営者側からはユーザーに電話をかけられない
LINEコールはユーザーから運営者への発信のみ可能で、運営者からユーザーへの発信はできません。
ユーザーがLINEコールを利用して電話をかけてきた際に、運営者側で応答するのが基本的な使い方です。運営者側からユーザーに電話できないという機能的な制限があるため、LINEコールでアウトバウンドの営業活動はできません。あくまで、ユーザーからの問い合わせや相談に応じる際の利用に限られます。
運営者側からユーザーへ連絡する必要がある場合は、LINEのメッセージ機能や通話リクエストを活用しましょう。
LINEコールを利用できる環境は限られる
LINEコールは、利用できる環境に制限があります。具体的には、以下のとおりです。

ユーザーはLINEアプリのトーク画面から直接電話をかけられますが、事業者側は普通のLINEアプリからは電話を受けられないため注意が必要です。
LINEコールの着信にスマホで対応する場合は、LINE公式アカウント管理アプリをダウンロードし、公式アカウントにログインしておく必要があります。PCで対応するなら、主要なブラウザからLINE公式アカウントにログインした状態で待機しなくてはいけません。
その他のブラウザやアプリからは、LINEコールを利用できない点だけ注意しましょう。
任意の電話番号への転送には有料プラン加入が必要
LINE公式アカウントの有料プランに加入すれば、LINEコールを会社の代表電話や担当者の内線番号など任意の電話番号に転送できます。転送先の電話番号は、LINE公式アカウントから設定可能です。
無料の「フリープラン」では利用できないため、「ライトプラン」または「スタンダードプラン」への加入が必要です。
各プランの料金や条件は以下のとおりです。

LINEコールからの受信を転送したい場合は、有料プランへの加入を検討しましょう。
LINEの無料電話ツールを活用して顧客と密にやりとりしよう
LINEの無料電話機能「LINEコール」は、顧客とのコミュニケーションを円滑にするための強力なツールです。LINE公式アカウントさえあればすぐに利用でき、無料で顧客との電話でのやり取りが可能です。
音声通話により顧客の感情や反応を敏感に汲み取れるようになり、信頼関係の構築にも役立ちます。
商品の問い合わせ対応や予約受付、商談などさまざまな場面で活用できるので、ぜひ自社のビジネスにLINEコールを取り入れてみてください。LINEコールを上手に活用し、顧客との距離を縮めることで、ビジネスを成功させましょう。

で、